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薬 |
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手術後は通常、抗生物質や痛み止めが出されると思います。でも、薬嫌いの人は症状が軽い時など自分で薬を少なくしたり、飲むのを途中でやめたりしてしまう事があります。口の中は傷があっても手や足と違い、絆創膏や包帯ができない為に雑菌にさらされてしまいます。その為雑菌から傷口を守る為にも抗生物質などが必要となるのです。主治医の先生は手術の状況に応じて薬を決めるので、ちゃんと指示通りに飲む事が必要です。
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抜歯と同じ |
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手術後の主な注意事項は抜歯の時と同じです。お風呂・お酒・運動など、血のめぐりの良くなる事は止血の妨げになるので避けて下さい。お風呂でなくシャワーなら通常大丈夫です。食事は、麻酔が効いていたり血が出たり思う様にできませんが、栄養を取る事も大切で必要です。食べやすい物を選んで食べて下さい。
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出血 |
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手術は外科処置なので、当然術後の出血があります。出血に対するアドバイスは 「あまり気にしすぎない様に」 という事です。
口の中に血がにじんでいる状態はやはり気持ちが悪いものです。神経質な人は血を口の中からなくそうとして、ペッペッと血を吐いて口の中に血のない状態を作ろうとしてしまいます。ところが、ペッペッと吐けば吐く程血は止まりにくくなります。
なぜかというと、血が止まろうとする時、血はまずゼリー状に固まります。これが「かさぶた」の様に血を止める為、ペッペッと吐いている人は、そのゼリー状の
「かさぶた」 をとってしまうので、何度も 「かさぶた」 をむいている様になかなか血が止まらないのです。なるべく気にしない様にして下さい。血の止まらない病気もあるので、心配なら診療時間中に主治医に相談して下さい。
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