インプラントの心がまえ - 審美インプラントとは

インプラントの心がまえ
審美インプラントとは インプラント


審美インプラント審美インプラントとは、主に前歯などの審美領域におけるインプラント治療のことで、見た目に自然で美しい前歯を作り、しかもそれを長期的にも維持させる必要があり、インプラント治療において最も難しく高度なテクニックを必要とする1つです。

現代インプラントはどのインプラントシステムを使っても大変優れており、その成功率は大変高いので、安心して治療を受けることができます。ほんの10年程前までは、インプラント学会などでは、インプラントの予知性(長持ちについて)やインプラントの咬合力(咬む力)などが話題になっていましたが、今はもうすでにインプラントが長持ちすることや強くかめることなどはあたりまえであり、その是非を問う時代は終わったと言えます。

現在は前歯のインプラントがいかに美しくできるか、骨が少ない場合いかに骨をつくるか、インプラントを入れてすぐ噛めるようにできるかなど、もっと高いレベルへステージは進んでいきます。その中でも審美インプラントは数々のテクニックが開発され、7〜8年前の前歯のインプラントとは比べ物にならない程きれいな歯が入るようになりました。

しかしそのテクニックの大部分を身につけている術者は少なく、それなりのものしか入れられない術者が
圧倒的に多いのが現状です。中には審美的には目を覆うようなインプラント治療を拝見することもあります。

つまり、現状では、審美インプラント領域におけるインプラント術者の実力にはかなりの差があり、前歯をインプラントにする場合は、術者選択に配慮が必要であると言えます。



審美インプラント症例紹介

【症例1】
前歯が折れてしまい、抜くことになった症例です。レントゲンでは根に破折線が認められます。これは抜歯してすぐその場でインプラントを埋入するイミディエートプレースメントというテクニックを使いました。患者さんにすれば「歯を抜く」ということと「インプラントで入れることが1度で行われるので、ダメージや手術回数、通院回数、通院期間を少なくでき、さらに審美的にも美しい歯間に仕上げやすいメリットがあります。

そして更にこの手術では、フラップレステクニックを使った為、メスで歯間を切る事もなくインプラントを埋入しました。術後の写真をみてもらうと、どちらが自分の歯でどちらがインプラントなのか、まるでわからない仕上がりになっています。

治療前 古いさし歯の部分をぶつけてしまい、根が折れて咬めなくなって来院されました。
レントゲン写真 レントゲン写真です。
根が2ヶ所にわたり破折しているのがわかります。
インプラントを埋入 歯を抜くのと同時にインプラントを埋入(イミディエートプレースメント)
さらにメスで切開しない(フラップレステクニック)を使っているの患者さんにとってかなり楽な手術ででした。
治療後 片方が自分の歯で片方がインプラントですが、どちらがインプラントであるか全くわからないと思います。高度なテクニックがなければこの様な仕上がりはできません。我々歯科医師がみても完璧な仕上がりです。

【症例2】
前歯が2本交通事故で折ってしまった方の症例です。これもイミディエートプレースメントというテクニックを使い、さらにボーンスプレッダーという器具を使いほとんど骨を削る事なくインプラントを入れるテクニックを使っています。

これは私が考案し、インプラントジャーナルやインプラント学会でも発表した「セカンドラビアルプレート形成法」で長期的に審美的の高い状態を維持できるテクニックです。手術中はほとんどドリルで削っていないので、水もあまりでないため、患者さんの喉に水がたまる時の怖さもなく、喉が弱い人にもやさしいテクニックです。

治療前 事故で前歯を折った患者さんです。
ボーンスプレッダー ボーンスプレッダーという器具を使いほとんどドリルで削ることなく、インプラントを入れる穴を作ります。
インプラントを埋入 折れた根が残っていたため、その根を抜くのと同時にインプレントを埋入(イミディエートプレースメント)しました。
治療後 事故で歯を失ってもなんでも噛める強くて綺麗な歯が入りました。




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